畠山爽快講義の使い方

この参考書、結構雑に使っていたりする。適当に開いた項目をその日の日課にするという極めて粗雑なやり方だ。しかし、そんなやり方ができてしまうのも政経だからこそだ。といっても、適当なのは最初だけだ。内容にとりかかれば意味不明なところ一つ一つわかるまで調べ上げていく。丁寧すぎるほどにだ。

この参考書は復習のことも考慮してあるため初学用としては少しとっつきにくい点があるのは否めない。だが、この一冊で政経を完璧にしようとはまったく思っていない俺にとってはむしろこれくらいの構成のほうがやりやすい。読み進めると「少し不可解だなぁ」と感じるところが2、3箇所は必ずあるのだが、その2,3箇所という適度な不可解さが非常に心地いいのだ。そんなわけで二浪が決定した直後に購入して以来ずっと使っている。


政経は俺の大好きなネットをフル活用できるから好きだ。ほしい情報が見つからないということはまずない。やろうとおもえばパソコンで勉強を完結させることも可能だ。(もちろん、そんな非効率なことはやらないが)
また、政治、経済は生きた分野だから「今」を学べるという点もいい。今を学ぶということは、言い換えれば、変化を捕らえることだ。そして、俺は変化するものが好きだ。とことん自分に合ってる教科なのだ。