コンビニの利用時にむかつく事の一つにレシートがある。ペットボトル飲料を買っただけなのにわざわざ親切にレシートをくれようとするのだ。「いりません」。俺は毎回きっぱりとレジ店員にそういうのだがこの時無性に腹立たしくなる。俺みたいな少しのどが渇いたから買っただけの客がレシートなんていると思うのだろうか。あんなうっとしい紙を。

凄く気になったのでコンビニでアルバイトをしている友人3人に聞いてみたところ、9割の客はレシートを持っていかない、という返事が返ってきた(多少の誇張はあるだろうが)。なんて愚かな事なんだろうか。1割の客のために9割のいらないレシートを1回1回発行しているのか。俺は更にムカついてきた。もちろんレシートが欲しい1割の客にではなく、コンビニとレシートを発行するレジスターにだ。

紙の無駄遣いを平気でするコンビニ業界
そもそもレシートを活用するのはどのような人たちなのかを考えてみると、家計簿をつける主婦、おつかいを頼まれた人、領収書が必要な人、などが思い浮かぶ。こう見ると彼ら、コンビニなんかにくるのかと思ってしまう。おつかいでコンビニ利用は結構ありそうだが、節約を気にする主婦は定価売りが基本のバカ高いコンビニより絶対スーパーに行くだろうし、コンビニで領収書の欲しい客はめったにいないだろう。

また客層から見ても、利用客では性別比で男性客が多く、年齢では10〜30代が多いところから若者や独身男性が飲食に困ってふらっと気楽に寄るというケースが多そうなのは想像に難くない。彼らは概して小金に無頓着でレシートをこまめにチェックなんてしない。そんな彼らがよく利用するコンビニにレシートなんているのだろうか。こんなこと考えるまでも無いはずだ。

良く見る宣伝。「私たちは環境に対する取り組みを行っています」
これはジャロに電話すればいいのだろうか。環境保護を訴えているはずのコンビニ各社がほとんど必要とされないレシートという名の紙を平気で浪費しているのだ。これは矛盾以外の何者でもない。一番基本的で、手軽に実行できるレシートを希望者だけに発行するレジスターに変えないで何が環境に対する取り組みなんだろうか。多くのコンビニでは、レジスターの隣にレシート回収箱なるものが用意されている。これは不要な人が多いことを自覚していなければ出来ないことだ。なんてばかばかしいのだろう。早急にレジスターを改良するべきだ!それなくして環境保護を語るなといいたい。